ウォーキングデッドのシーズン7の見どころは何と言ってもリックと救世主のリーダーであるニーガンとの戦いにあります。
安住の地と思われた「アレクサンドリア」での生活でしたが、妊娠中のマギーの状態が悪くなり、ヒルトップにいる医師に診察してもらおうと出かけた先でニーガンにつかまってしまいます。
車で移動中にどこに行っても救世主によって進めない状態になるのです。
残虐極まりないニーガンは見せしめのために、マギーの子供の父親でもあるグレンとエイブラハムを殴り殺してしまいます。
このシーンはとても残虐で、特に、グレンはリックを助けた恩人でここまでずっと一緒に生活してきた親友のような存在です。
正直なところシリーズ1から見ていた私は目をふさいでしまいました。
ニーガンが憎くてたまりませんでした。
グレンたちが殺されていく様子を見ていたリックは恐怖に包まれて仲間のために、生きていくためにニーガンに服従していきます。
しかし、ニーガン達「救世主」の要求にこたえても、どんどん自分たちの暮らしぶりは悪くなるばかりです。
「このまま服従していてもいつかは死んでしまうかもしれない。それならば戦おう」とリックと仲間たちは決意します。
救世主への物資の調達の傍ら、武器などもひそかに揃えていき打倒「救世主」で団結していきます。
一緒に戦ってくれそうな「掃除婦」たちのグループにも交渉し協力することを約束させました。
しかし、こちらは残念ながら途中で裏切られてしまいます。
それまで、ばらばらになっていた仲間とも再会をし、それぞれの思いを胸に死ぬ気で戦いに挑むリックたちの姿が見ものです。
最後の方では、仲間であった「サシャ」が自らを犠牲にしてウォーカーになることで劣勢気味だったリックたちの戦いを勝つ方向に導いてくれます。
シーズン7はある意味、本当の意味で仲間が団結した姿が見られるでしょう。
リックのリーダー性も後半ではかなり発揮されています。
「ウォーキングデッド」シーズン7の感想
