毎シーズン誰かしらメインキャストが死亡するウォーキングデッドですが、今回はリックの息子、カールが死んでしまいます。
これは原作とは違った展開になっています。
シーズン8の中にはところどころに実際には起きていない未来の映像が入るシーンがあります。
カールが死亡することによって、この未来映像が、もしかしたらあったかもしれない平和な生活を意味しているのだと知ることになります。
カールの死亡原因はニーガンとの決着の中の激しい戦闘ではなく、森でウォーカーに襲われたときの傷です。
いなくなってからもリックやニーガンの戦いへの考え方に影響を与えます。
そして新しく加わる仲間がいたり、仲間だと思っていた者に裏切られたり、さらに寝返ったりと、複雑に絡み合った人間関係がシーズン8での見どころでしょう。
アレクサンドリア、ヒルトップ、王国のメンバーで聖域を攻撃したり、反対に攻められたりと激しい戦いが続きますが、今回のシーズンでエゼキエルの虎も死んでしまいますし、たくさんの王国メンバー、ヒルトップの住人も亡くなります。
聖域側もウォーカーの集団に襲わせる作戦によってたくさんの死者が出ますが、ユージーンの助言によって危機を脱します。
もう完全にニーガンの一味になってしまったように感じるシーンもあります。
シーズン1に登場した生存者、モラレスと再開するシーンもあります。
CDCに行く前に別行動になったモラレスですが、彼はニーガンの一味となっていました。
残念ながら仲間に加わることはありませんでした。
ユージーンもニーガンの元で弾丸の制作を行い信頼を得ていき、リック達とは距離を置き始めます。
しかし貢献をしているように見せかけ、最後の最後で不良品の弾丸を納品することによってニーガンたちを一気に追い詰め、形勢逆転のきっかけを与えてくれます。
他のシーズンと比較するとウォーカーとの戦いというよりも人間同士の戦いが激化しているシーズン8ですが、ようやく最後に決着が付き、ニーガンは捕らわれの身となるのです。